羽沢横浜国大駅に複合商業施設誕生、2024年秋開業【相鉄線】エフアールプラス

2023/12/18

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寺田倉庫は12月15日、
横浜市神奈川区の相鉄線
「羽沢横浜国大駅」隣接地に、
同社初の複合商業施設
「HAZAAR（ハザール）」を2024年秋に開業すると発表した。

HAZAARは、住みやすい街を目指し新たに開発している
「HAZAWA VALLEY（ハザワバレー）」の一画に出店する。
全23階のビルのうち1～4階を利用（5階以上はマンション）し、
スーパーマーケット、医療機関、認可保育園、
産学民連携施設（農業支援、横浜国立大学連携施設）
など、約25店舗が入居を予定している。

寺田倉庫としては初の複合商業施設となる。

同施設は、羽沢エリアがかつて倉庫街だったことから、
同じく倉庫街であった天王洲エリアのまちづくりに関わってきた
寺田倉庫のノウハウを生かし、羽沢の個性あるまちづくりの一環として、
HAZAARの開発・運営を担うことになった。

外観デザインは、羽沢エリアの歴史になぞらえ、
倉庫を想起させるブリックをモチーフに取り入れることで、
同エリアならではの景観を創出する。

同社は、横浜の物流拠点の1つであった羽沢エリアで、
1960年代に倉庫を開設。
以降、同エリアでは、
2019年11月に相鉄線「羽沢横浜国大駅」が開業、
また2023年3月に相鉄・東急新横浜線が開通し、
東海道新幹線「新横浜駅」や
渋谷・永田町・大手町など都心方面へのアクセスが向上したことから、
ポテンシャルが高い駅前周辺の新しいまちづくりが推進されている。

寺田倉庫が倉庫拠点を構えていた一帯は駅用地となり、
人流や交流を創出する街「HAZAWA VALLEY」に刷新される。
「HAZAAR」のオープンで、地域交流の場やシビックプライドを
醸成する機会を生み出し、街のにぎわいを創出。

地域に愛される施設を目指す。